
単行本発売時期に私が毎回勝手に行っている、
表紙絵のメイキングを今回もそっと載せていきます…!
(例によって画像多めです)

参考までに、完成画像の書影はこちらです。
デザイナーさんのちからって ほんとうにすごい…!
以下、メイキングです。

一番最初のラフです。
(これ以前にジャンル寄せの問題でボツになった幻のラフがあります)


※他の案ズ

もう少し描き込んだカラーラフ
カラーはこのあたりでおおむね決めていきます

塗り込んだり描き込んだり①
線画を整えて、背景から塗り込みます
(背景を先に塗り込むと それに負けないようにキャラを塗り込めるような気がしているため… 要は気持ちの問題)

塗り込んだり描き込んだり②
キャラの塗り込みとエフェクトを加えていきます
作業の間、スマホに共有して逐一チェックを挟んだり
縮小して他の異世界系ジャンル作品の書影と並べたりして
表紙がジャンルに馴染んでいるか見比べるという
細かいチェックをたくさんしております(きっとみんなしている 大切なあがき)

ミルカがあまりにも気に入らず
途中で描き直すターンに入ります。迷走がすごい!
漫画本編でも、エイデンは描き直すことはほぼないのですが(なんて楽なキャラ…)
ミルカは「かわいく描かなきゃ」というプレッシャーがあるのか、結構いつも悩みながら描いています。

更に塗り込んだり描き込んだりして、線画をベタで締めていき、
手前に暖色系、奥に寒色系の色調調整をして完成です。
このあとPhotoshopに取り込んで
ほんの少しCMYK用に色調整をして納品です。
今回の表紙絵も含めて、今作の自分への課題として
「ジャンルや雑誌に合わせた表現をしよう」というものがあります。
カラーの塗り方もそれにならい、ギャルゲ塗りはむずかしくても、せめてアニメ塗りベースでやろうと決めて進めました。
私自身、本来はアナログっぽい筆の跡が残るような塗り込みや色使いが大好きなのですが、(今ももちろんすき)
それらを一旦すべて脇に置いて、一からカラーの描き方を勉強し直して、今までとは工程やツールをかなり変えて描いたものになります。
今まで使っていたブラシツールはほぼ使わず、バケツツールと投げ縄塗りとグラデーションとエアブラシという、デフォルトのツールで8割くらい塗っています。
雲などは今までのカラーやモノクロ作画で使っているものと同じです。(春雲ブラシ https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1858810)
いつもは紙質テクスチャをかなり乗せるのですが、それも今回は控えめ…!
(もっと乗せてもいいかも…?と ここはまだ悩みどころ)
試行錯誤の過程(途中まで)

自分の今までをすべて脇に置くというのは口で言うほど簡単な道のりではなく、かなり自分に負担がかかってしまい…
完成してみればシンプルな絵ですが、おぞましいほど時間をかけて完成したのが今回の表紙になります。(不器用がすぎる)
でも、結果的に新しい技術の習得につながったので全部よし!
次は2巻でお会いできましたらうれしいです!

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